証拠金維持率計算ツール|維持率とロスカットまでの余裕
結論
証拠金維持率は有効証拠金÷必要証拠金×100で計算します。有効証拠金$1,000・必要証拠金$150なら666.7%で、ロスカット水準が20%なら、あと$970の含み損まで耐えられます。このツールは維持率と、ロスカット水準に達するまでに減ってよい金額(余裕額)を表示します。
使い方
- 有効証拠金(USD):MT4・MT5の「取引」タブにある「有効証拠金」です。残高に含み損益を足した額です。
- 必要証拠金(USD):同じタブの「証拠金」の値です。保有中の全ポジションの必要証拠金の合計です。
- ロスカット水準(証拠金維持率%):業者の公式サイトの口座条件に書かれているロスカット(ストップアウト)水準です。
MT4・MT5の同じ画面には「証拠金維持率(%)」も表示されます。このツールは、その維持率からロスカットまでいくら余裕があるかを出すのが主な使い方です。
計算式
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
ロスカットまでの余裕額 = 有効証拠金 − 必要証拠金 × ロスカット水準 ÷ 100
余裕額は「これ以上含み損が増えるとロスカット水準に達する」金額です。必要証拠金は変わらないものとして計算します。
計算例
例1:有効証拠金$1,000、必要証拠金$150、ロスカット水準20%
- 維持率:1,000 ÷ 150 × 100 = 666.7%
- 余裕額:1,000 − 150 × 20% = $970(表示は「$970 → 20%」)
例2:有効証拠金$800、必要証拠金$400、ロスカット水準50%
- 維持率:800 ÷ 400 × 100 = 200%
- 余裕額:800 − 400 × 50% = $600
例2の口座でドル円を1ロット持っている場合、1pip=1,000円(150円なら約$6.67)なので、$600は約90pipsの逆行に当たります。pipsへの換算はpips計算ツールで確認できます。
結果の見方と注意点
- 維持率が高く見えても、ロット数が大きければ余裕額はすぐなくなります。余裕額を、予定している損切りの損失額と比べるのが実用的な見方です。
- ユーロドルやゴールドは価格が動くと必要証拠金も変わるため、余裕額は目安です。業者によっては、有効証拠金が増えるとレバレッジが下がり、必要証拠金が増える場合もあります。
- 1ポジションのロスカット価格を知りたい場合はロスカット計算ツールが便利です。維持率とロスカットの仕組みは証拠金維持率とロスカット、追証の心配がない仕組みはゼロカットとはで解説しています。
よくある質問
証拠金維持率は何%あれば安全ですか?
何%なら安全という基準はありません。大事なのは、損切り価格に達したときの維持率がロスカット水準より十分上にあることです。このツールの余裕額と、損切りまでの損失額を比べてください。
ポジションがないときの維持率は?
必要証拠金が0なので維持率は計算できず、MT4・MT5でも空欄になります。ツールの結果も「—」です。
マージンコールとロスカットの違いは?
マージンコールは維持率が一定水準まで下がったときの警告で、ロスカットはさらに下がったときの強制決済です。どちらの水準も業者・口座タイプごとに決まっています。