ロット計算ツール|許容損失から最適ロットを計算
ロット数は許容損失額 ÷(損切り幅pips × 1ロットあたりのpip価値)で決まります。残高$1,000で1回の損失を$20(2%)まで、損切り20pips、1ロットのpip価値$10なら0.1ロットです。このツールは「いくらまで負けてよいか」と「どこで損切りするか」から、注文できる最大のロット数を逆算します。
使い方
このツールは「1回の取引でいくらまで損してよいか」から、ロット数を決めるためのものです。
- 口座残高(USD):いまの口座残高です。円口座なら、円の残高をドルに直して入れます。
- 許容損失(%):残高の何%までなら損してよいか。結果の下に許容損失額($)が表示されるので、「$50まで」のように金額で決めている場合は、表示がその金額になるよう%を調整してください。
- 損切り幅(pips):エントリー価格から損切り注文までの距離です。チャートで損切りの位置を決めてから数えます。
- 1ロットあたりのpip価値(USD):1ロットで1pip動いたときの損益です。ユーロドル・ポンドドルなど米ドルが後ろにつく通貨ペアは$10、ゴールドはこのサイトの計算方法(1ロット=100オンス、1pip=0.1ドル)で$10、ドル円は1,000円÷レート(150円なら約$6.67)です。わからないときはpips計算ツールで1ロット・1pipの値を出してください。
計算式
ロット数 =(口座残高 × 許容損失% ÷ 100)÷(損切り幅pips × 1ロットあたりのpip価値)
分子が「許容損失額」、分母が「1ロットで損切りにかかったときの損失」です。1ロットでの損失が許容損失額の何分の1になるかを求めているだけなので、どの通貨ペアでも同じ式です。銘柄による違いはpip価値に入ります。
| 銘柄 | 1ロットのpip価値(このツールの前提) |
|---|---|
| EUR/USD・GBP/USD | $10 |
| USD/JPY | 1,000円 ÷ レート(150円なら約$6.67) |
| XAU/USD | $10(1pip=0.1ドル×100オンス) |
計算例
例1:残高$1,000、許容損失2%、損切り20pips、ユーロドル(pip価値$10)
- 許容損失額 1,000 × 2% = $20
- 20 ÷(20 × 10)= 0.1ロット
例2:残高$5,000、1回の損失を$50までにしたい、ドル円で損切り30pips、レート150円(pip価値$6.67)
- $50は残高の1%なので、許容損失に1を入れます。
- 50 ÷(30 × 6.67)= 0.2499… → 表示は 0.25ロット
表示は小数第2位で四捨五入されます。0.25ロットだと損切り時の損失は約$50.03で$50をわずかに超えるため、超えたくない場合は0.24ロットに切り捨てて注文してください。
結果の見方と注意点
- 結果は損切り注文が指定した価格で約定した場合の最大ロット数です。指標発表や週明けの窓開けでは損切りが滑り、損失が許容損失額を超えることがあります(スプレッドが広がるタイミング)。
- ロット数が決まったら、証拠金計算ツールで必要証拠金が残高に対して大きすぎないか確認します。
- 1ロットの通貨量が10万通貨でない口座(セント口座など)では、pip価値も変わります。口座ごとの違いはロットとはとセント口座のある業者をご覧ください。
- 残高に対する%で毎回のリスクを固定する考え方は、ポジションサイズ計算機で詳しく説明しています。
よくある質問
ロット数はレバレッジで決めるものではないのですか?
レバレッジは「どこまで大きく持てるか」の上限で、何ロット持つべきかは教えてくれません。損失の大きさはロット数と損切り幅で決まるので、許容損失から逆算します。
計算結果が0.123ロットのように半端な数になったら?
口座の取引単位(MT4・MT5の銘柄仕様の「ボリュームステップ」)に合わせて切り捨てます。0.01ロット単位なら0.12ロットです。切り上げると許容損失を少し超えます。
ドル円のpip価値はいくらですか?
1ロット(10万通貨)なら1pip=1,000円です。USDに直すと1,000円÷レートで、150円なら約$6.67です。
損切り幅を狭くすればロット数を増やしてもいいですか?
計算上はそうなりますが、狭すぎる損切りはスプレッドや通常の値動きで刺さりやすくなります。損切りは相場の根拠で先に決め、ロット数で調整します。