pipsとは|計算方法と通貨ペアごとの違い
pips(ピップス)は通貨ペアの値動きを表す共通の単位です。円が絡む通貨ペア(USD/JPYなど)は1pips=0.01円、EUR/USDなど円以外の通貨ペアは1pips=0.0001です。1pipsの損益は取引量で決まり、1万通貨ならUSD/JPYで100円、EUR/USDで$1です。
通貨ペアごとの1pips
| 通貨ペアの種類 | 例 | 1pips | MT4・MT5の表示桁 |
|---|---|---|---|
| 円が絡む通貨ペア | USD/JPY、EUR/JPY | 0.01円 | 小数点以下3桁(150.123) |
| 円以外の通貨ペア | EUR/USD、GBP/USD | 0.0001 | 小数点以下5桁(1.10123) |
表示桁が1つ多いのは、1pipsの10分の1まで価格を出しているためです。たとえばUSD/JPYが150.120から150.150に動いたら、0.03円=3pipsの上昇です。
1pipsの損益
円絡みの通貨ペア:1pipsの損益 = 取引数量 × 0.01円
| 取引量 | USD/JPYの1pips |
|---|---|
| 1,000通貨(0.01ロット) | 10円 |
| 1万通貨(0.1ロット) | 100円 |
| 10万通貨(1ロット) | 1,000円 |
円以外の通貨ペア:1pipsの損益 = 取引数量 × 0.0001 × 決済通貨の円レート
EUR/USDを1万通貨取引すると、1pipsは$1です。USD/JPYが150円なら約150円になります。GBP/USDなど「/USD」の通貨ペアは同じ考え方で、EUR/GBPのように決済通貨がポンドならGBP/JPYのレートを掛けます。
計算はpips計算ツールで通貨ペアと数量を入れるだけで確認できます。
計算例:損益とコスト
USD/JPYを150.200円で3万通貨買い、150.650円で決済した場合
- 値幅:150.650 − 150.200 = 0.45円 = 45pips
- 損益:45pips × 300円(3万通貨の1pips)= 13,500円
スプレッドもpipsで表示されます。スプレッドが1.5pipsなら、3万通貨の取引コストは1.5 × 300円 = 450円です。スプレッドの考え方はスプレッドとはをご覧ください。
ロットとの組み合わせ
pipsで値幅、ロットで数量を決めると、損益とリスクを事前に計算できます。1ロットが何通貨かは口座によって違うので、ロットとはで確認してください。損切り幅(pips)からロットを逆算する方法は資金管理の方法で解説しています。
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よくある質問
1pipsは何円ですか?
取引量によります。USD/JPYで1万通貨なら100円、10万通貨(1ロット)なら1,000円です。EUR/USDは1万通貨で$1、1ロットで$10で、円換算にはUSD/JPYのレートを掛けます。
ポイントとpipsの違いは?
MT4・MT5の価格は1pipsの10分の1(円絡みなら0.001円)まで表示されることが多く、この最小単位をポイントと呼びます。10ポイント=1pipsです。
ゴールドの1pipsは?
ゴールドは業者によって定義が違い、0.01ドルを1pipsとする業者と0.1ドルを1pipsとする業者があります。損益は「値幅×数量」で計算するのが確実です。
スプレッド2.0pipsはいくらのコストですか?
USD/JPYを1万通貨取引すると、2.0pips × 100円 = 200円のコストです。